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ゴルフの雑学

ゴルフ場「~ゴルフクラブ」「~カントリークラブ」の2通りがあるのはなぜ?

英国ではゴルフクラブ、アメリカではカントリークラブが一般的です。 日本のゴルフ場の名前もそこから来ています。名前は違っても運営に差はありません。 アメリカでは、「都会人のための社交場=公共のスポーツ施設」をカントリークラブと呼んでいるので、カントリークラブはゴルフ場とは限りません。
 

なぜゴルフ場は18ホールなのか?

ゴルフの発祥地スコットランドのコースは海辺にあり、風が強くて寒いです。そこでゴルファーはスキットルという銀色のボトルにスコッチウイスキーを入れて、ティーショットの度に一口あおり、ちょうど空になるのが18ホール目だったといいます。 有名な話ですがこれは俗説です。 元々英国ゴルフ協会発祥の地でも知られるセントアンドリュースのオールドコースは11ホールで、折り返すと合計22ホールのゴルフ場でした。ところが、1964年に土地の一部を市に返還し、9ホール折り返しの計18ホールとなり、それをスコットランド各地のゴルフ場も見習ったといわれています。
 

なぜ1番スタートがアウトで、10番スタートがインなのか?

海外のゴルフ場は9ホールまで行って折り返し、10ホール目からはクラブハウスに戻ってくるような設計が多い。 そこでクラブハウスから出かけていく「ゴーイングアウト」、クラブハウスに戻ってくる「カミングイン」から、1~9番をアウトコース、10番~18番をインコースと言うようになったそうです。
 

なぜ1組5人以上で回ってはいけないのか?

ルールブックを調べても「1組〇人」という決まりはありません。 ただし、フォアサム(2人対2人がそれぞれ各1個のボールを交互にプレーする方法)や、フォアボール(2人が2人に対抗し、各プレーヤーは各自のボールをプレーして、少ない打数の方をスコアにする方式)といった具合になんとなく4人をイメージさせる基準があります。 最近はツーサムを認めるコースも数多く出てきてますが、5人以上となると進行に影響がでるのか、ゴルフ場に5人以上の問い合わせをしてみても歯切れの悪い回答が多いようです。
 

なぜグリーン上だけボールが拾えるのか?

ゴルフが発祥した当時はグリーンはなく、グリーンができてからも長い間グリーン上でもボールは拾えませんでした。 戦後ストロークプレーが主流になってきてから認められるようになってきたのですが、それは、グリーン上が運命を決める微妙な勝負の場になったからです。
 

ニギリ(儲け)はなぜチョコレートというのか?

最初はボールや昼食がニギリの対象でしたが、ボールが比較的簡単に入手できるようになりました。それからチョコレートが対象になったのです。現金だと直接的な表現になるので、現金のことをチョコレートと思っている人もいるようですが、実際に「チョコレート」そのものが対象になっていたので、そのような呼ばれています。
 

ボギーやバーディなどの名前は何が由来なの?

数多くの説があるのでいくつか紹介します。 ボギーについては、ボギー大佐という想像上に人物から考え出されたという説から、英国のコベントリーGC会員が考え出したとか、流行歌から生み出されたと様々な由来が言われてます。 バーディは子供言葉で「小鳥」の意味。よく飛んでくれてかわいいよというところから来たといわれています。 イーグルは昔ダブルバーディと呼ばれていましたが、すっきりさせるためにビッグバーディ・ビッグバードと変化していき、大きな鳥ならアメリカ国鳥の「イーグル=鷲」にしようということになったと言われています。
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